「長くがんばりなさいや。」
大宇陀の通りに、「奈良一奈良漬」のいせ弥さん。
http://www.nara1naraduke.com/index.html
「きみごろも」の松月堂さんのお隣です。
以前、夫の仕事でお世話になったお店です。
今日、奈良一番の奈良漬を買いに行きました。
若奥さんが応対に出て、うりときゅうりの奈良漬を試食していると、おばあちゃんが出てこられました。
「あぁ、そうですの? 大宇陀が好きで来てくれはったん? 出て行かはるのはさみしいけど、来てくれはるのはうれしいな〜」と、手を取って喜んでくださいました。
「長く、がんばりなさいや。 町が賑やかでのうても、やり方次第や。」と、激励していただきました。
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陶器屋さんの森川さんも「ごはん食べるところがないから、そりゃ、いいですわ。」と。
カレー丼にいい器を見つけたのですが、数が足りなくて、柄違いをもらって帰ったら、しばらくして、
「見つけたよ。」と、わざわざ、届けていただきました。
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どちらのお店も、近く出版の雑誌の取材を受けたそうです。
いろんなところで、大宇陀の良さを再認識されているようで、うれしい限りです。
和歌山県の美人の湯で有名な龍神の原さんからも、龍神で全国女性農業経営者会議の西日本の各支部が集結して、原さんが主宰する龍神は〜とを見学の後、龍神の良さ、「全国大会を龍神でやりたい」と言う声が上がっているとの知らせ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100127-00000007-agara-l30
龍神も大宇陀も、作られた良さではなく、生活する人の息吹が感じられる良さへの認識だと感じます。
大きな資本が入って、大がかりなアミューズメント的な町ではなく、静かに息づく人の生活する町が、しっとりとした町を作り出しているのだと、今更ながら思いました。
その町で、長くがんばれるように、地に足をつけたお店を作っていきますので、よろしく。