試作品

たくさんの試作品を作っています。
近隣の方に食べていただいています。

家族は、もちろん、まず、食べます。
でも、これは当てになりません。
私の作るものを、ほぼ毎日、ほぼ三食食べてきたのですから、なじんだ味がおいしいと感じます。
自由業の夫は、家にいれば、家で食事しますし、ほとんど私の手作りで育った息子にいたっては、「一般的」な味覚かどうか、わかりません。

食べていただいて、厳しい批評は、なかなか言いにくいものだろうと思うと、試食のしていただき方も考える必要がありそうです。

完全無農薬で、完全無添加・・・ではなく、出来るだけ安全であって、地元で普通に手に入るものを使って作りたいと考えています。

「なぜ、牛丼なのか」をよく聞かれます。
自分でも、「なぜか」と、考えます。

大宇陀の町で何かやるとして、私に出来ることは、料理をすることくらいです。
それも、特別でなく、家庭料理の延長として、です。
「おかあさんがつくる、なにか。」

大和牛と道の駅の玉葱、吉野葛が結びついて、「牛丼」になるという、とても安易なものです。

食材が初めにあっての牛丼です。